家庭に取り付ける浄水器の選び方のポイント

浄水器は日頃、飲用や炊飯用などで使用している水を不純物を取り除いて、綺麗にする器材のことです。水道水は、塩素などで洗浄されてはいますが、それでも異臭や不純物などが混ざっていることもあります。そのため生水として飲むとお腹をこわすなどの適していない面もあるため、家庭では浄水器の設置が推奨されています。ただ浄水器には様々なタイプが存在するので、選び方のポイントを押さえておくことが必要です。

選び方のポイントとしては大きく分けて三つの方法があります。まず設置方法、ろ過材の種類、水質タイプです。設置方法は多岐にわたりますが、据え置きタイプや蛇口取り付けタイプ、アンダーシンク、ピッチャータイプなどです。たまに家庭の水道の導入付近に取り付けるタイプも存在します。

浄水器を置けるスペースが家庭でどのくらいあるかが鍵を握ることとなりますので、スペースがないと置けないケースもあるので注意が必要です。なおろ過材の種類は選び方のポイントの中でも重要な要素を占めます。ろ過材としては活性炭、活性炭と中空糸という膜を併用しているタイプ、RO膜といった逆浸透膜を活用したタイプなどです。それぞれには寿命やメンテナンス方法などで一長一短があるので、それを押さえて検討していくことも大切となります。

また水質タイプでは、アルカリイオン水、酸性水、ミネラル水、浄水、真水などの水質による違いがあります。仮に導入しようとする場合には、どういった水質のタイプにするかを決めることも重要なポイントになるため、導入前に検討しておくことは肝要となります。